エレクサイト
エレクサイトの凝集理論
エレクサイトの凝集効果は以下の3つの相乗効果によるものです
- ①電気的なイオン結合
- ②錯塩を作りだす効果
- ③対象物質を包みこむ効果
凝集理論の違いについて
アメリカやドイツの理論(重金属の電荷による加水分解機能)
世界各国と日本の高分子凝集剤の凝集理論は、アルミニウムや鉄やMgと言った重金属の電荷による加水分解機能を利用したアメリカやドイツの理論をもとに作られています。商品名パック・硫酸バンド等
日本独自の理論(鉱物の電荷による加水分解機能)
アルミの加水分解生成物に代わり、鉱物の持つ電荷によって加水分解反応を起こさせる理論(船山、伴理論) さらに水酸基で汚染物を取込むという日本独自の凝集理論があります。
エレクサイトは、この理論を基本として設計 されています。重金属に代わって鉱物粉末を使用しますので、抽出物を土中に埋設しても環境被害は許容範囲内で済みます。但し、電荷を引き起こす時のトリガーとして船山理論も、重金属を少量使用する場合があります。
エレクサイトの特徴
1. 複合物質の組み合わせであることアメリカドイツ型の単一物質の組成の凝集理論と異なる日本独自の複合鉱物粉末の相互作用という。
2.触媒機能をもつことこの機能を持つと重金属析出量が大きくなります。
3.凝集反応速度が高いこと上記①、②の組成が酸化触媒として働くと、凝集反応が20~40秒で終了する速度を持ちます。
4.人体への安全性が高いこと被爆=放射能量×時間ですので、凝集反応速度が短いと人体は安全性が高くなります。
5.中性物質の補捉機能があること水中の水酸基を利用して中性物質を包み込んで凝集させます。
6.水の中性化機能をもっていること酸側に0.6、アルカリ側に0.6の中性化ができます。
7.環境負荷が少なく安全性が高い凝集剤組成が天然の鉱物主体ですので土に戻しても環境負荷が非常に小さい特徴を持ちます。
8.発生スラッジの脱水性能が高いアメリカドイツ型の単一物質の組成の凝集物は高密度で脱水性能が悪く、高価な脱水機を使います。